Taiwan Alishan Coffee

阿里山コーヒー
古くよりお茶の産地として有名な阿里山。
『Single Origin』 
たった一つの農家さんと作るコーヒー。 
完熟したコーヒーチェリーしか収穫しない徹底ぶり。
ブラジルなどで大量収穫するコーヒー豆はほぼで機械で収穫します。
また、完熟しないまま収穫します。※量が多すぎて選定している時間がないので。
機械の収穫は平坦な場所しか使用できません。
阿里山の農家さんのコーヒー栽培地は起伏が激しい。
その上に収穫量が少ないこともあり全て手摘み。
これだけ聞くといかに同じコーヒーでも作り方が違うかが分かります。
阿里山のコーヒー農家さんはお茶の農家さん出身、または兼業している方も多い。
そのお茶で培った技術がコーヒー栽培にも活かされています。
 
例えば、乾燥方法
 
元はお茶の乾燥用の機械です。
このようにお茶の製法を取り入れたコーヒー豆の味は
とても繊細でクリーン。
そしてなんとも言えないフレッシュなコーヒー。
また、通常日本で流通しているコーヒー豆は赤道を越え船で運ばれてきますが、
船の環境はとても良いとは言えず、また期間も長いです。
一方、台湾産のコーヒー豆は収穫量が極端に少ないのもあり、日本へ流通した豆はほぼ空輸で行われた豆ですので、その点も大きな違いがあります。
コーヒー豆は標高が高い方が良い豆ができます。
理由は朝晩の寒暖差がコーヒーチェーリーの実を引き締める。そしてゆっくりじっくり育つからです。
阿里山のコーヒーの美味しさを知ってしまうと、
「美味しい」の定義が変わってしまいます。
私がそうでした。
 
この素晴らしい、コーヒーを日本の皆さんにお届けします。

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