Story of Original Glass
Melo coffee Original Glass
台湾の新しいお土産として企画されたMelo coffeeのグラスのお話です。
今から約2年前のこと。
↑写真は阿里山で見る朝陽。
阿里山は朝陽の美しさでも有名です。
さて、ご存知でしょうか、阿里山のコーヒーは「とてもとても高価」です。。。
1番の理由としては他国の産地と比較して圧倒的に収穫量が少ないことが挙げられます。
もう1つの理由として、コーヒー豆の産地で有名な国の人件費に比べて日本に近い物価で生活している台湾の農家の方の人件費も理由の一つ。
もう一つは手の掛け方が違います。
生産量で世界でトップクラスのブラジルなど、収穫量を誇る多くの生産国では手摘みで収穫はしません。
広大で平坦な土地でコーヒーを育て、機械で一気に収穫するのが一般的。
一定の基準を設けていますが、完熟だろうが、なかろうがそれこそ一気にガーっと収穫します。
とにかく収穫量がすごいですから、機械でやらないと間に合わないんです。
かたや、台湾阿里山では、、、
↑阿里山でストイックにコーヒー生産と向き合う葉さん。
平坦で広大な土地などはなく、古くから高級茶葉の名産地として知られる大自然の中です。
もちろん機械で収穫はとても無理。
急な斜面でコーヒーチェリーを育てています。
私たちのコーヒー豆は阿里山の奥深くで育った単一農家のコーヒー豆。
収穫量は年間1tのみ。
今まではほとんど台湾のコーヒー愛好家の方達だけで消費されて来ました。
味はとても美味しいですから、飲んでいただくと違いがわかります。
「未体験の豊潤な香りとフルーティーさ」
中には「コーヒーじゃないみたい」と言われるコーヒー。
今まで、日本の東京を拠点に、コーヒーの最前線で長らく焙煎士として活躍されている著名な方にサンプルで飲んでいただくと、焙煎前でさえ、袋を開けた途端に焙煎所に溢れ出るその芳醇な香りに驚かれ、一気に魅了されます。
話が、外れてしまいました、、、
そんなコーヒー豆ですから販売価格も高いです。
なので試飲して納得してお求め頂きたい。
そんな台湾の阿里山で獲れるシングルオリジンコーヒーを台湾国内はもちろんに台湾に観光でいらした方に知ってもらいたい。
そんな想いを持ってブランドが企画され、ここまで来ました。
ですが、ふと考えたのです。
「MELOCOFFEE」が大事にしている考えた方の一つに
「環境負荷への最大限の配慮」があります。
今後、コーヒースタンドを作ったとして、毎日試飲する方の数に比例してカップのゴミを世に生み出すことになる。
もちろん洗って使えるコップで試飲してもらえれば良いのですが、
ご存知の通り、台北は東京より不動産価格が高い。
試飲するコップの洗浄のためだけに大掛かりな水道設備を設けることになりますし、洗って乾燥する必要あります。
何よりもそのためだけに人件費がかかります。
そこで思いついたのが、この台湾ビールをモチーフにした
「オリジナルテイスティンググラス」
それならばといっそのことお土産として持って帰れるグラスを作ってみたら良いかもしれない。
台湾のお土産として、、台湾を感じるデザインとグラス。
台湾ビールグラスをモチーフにしたグラスの企画のスタートでした。
さて2021年モデルを検討する時期が来ました。
楽しみです。
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